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冬の地球岬灯台

真冬の1月に入ると日の出の位置は北西の方に傾き地球岬灯台の背後から日の出を見る事が出来ます。その後日の出の位置は東の方に移動して行きます。朝6時半ころから東の空が白み始め、黎明の時を迎えます。この日の出間近の時間帯が最も美しく、港町室蘭の一日は始まります。地球岬はアイヌ語で(親なる断崖)と言われ絵鞆半島の断崖に中でも東に一番突き出しているので朝日も一番に照らされて、赤く染まった断崖はその当時さぞかし神秘的だったと思います。平成24年1月24日地球岬も国指定名勝地として登録されました。正式名は(名勝ピリカノカ絵鞆半島外海岸)と言い、トッカリショ(アザラシの岩)、地球岬(ポロチケウェ、親なる断崖)、増市浜(マスイチセ、海猫の家)ハルカラモイ(食料をとる入り江)の4つです。この4つの地名は全て語源はアイヌ語です。この美しい海岸線の自然を後世に残して行きたいですね。
1月の初めの早朝6時時半ころ東の空がオレンジ色に染まり始めます。
7時10分日の出を迎えました。
地球岬灯台が朝日を浴びて赤く染まり室蘭の一日が始まります。対岸に見える山並みは渡島半島で先端は恵山岬です。この岬を右にかわすと津軽海峡で潮の流れが急に変わります。灯台の背後の海は日本で一番大きな噴火湾です。



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