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オロフレ山の湿原

車を止めてスノーシューを装着してオロフレ山の稜線に向います。雪山に入るとダテカンバの森は樹氷に覆われ青い空と白い樹氷のコントラストが見事です。稜線までは約2時間かかりますので飲み水と食糧を携行する事をお勧めします。また一番目に歩くとスノーシューもかなり埋まりますので,その分体力も消耗します。私は5年位前まではオロフレ山と来馬山とを結ぶ稜線まで歩きましたが,体力が衰えてからは無理をせず湿原の辺りまで歩いて戻って来るようにしています。稜線に出ると気温はマイナス15度になり風が吹くと体感温度はそれ以下になり、本格的な冬山装備を必要とします。湿原に出ると光と陰が織りなす素晴らしい光景を目にする事が出来ます。
歩く事30分で湿原に出ます。といっても冬ですから湿原は雪の下になり平らで広大な雪のグランドが現れます。この場所に立つと宇宙の中に浮かぶ惑星、地球号に私が乗っている事を感じます。

樹氷に覆われたダテカンバの木です。人が舞っているように見えます。背景は北側斜面なので光りはあたりませんから,一層樹氷のダテカンバの木が目立ちます。

様々な形に変化するダテカンバの木の陰です。この木の陰が思わぬ幻想的な光景を造り出します。

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