毎年桜の花が咲く頃にシイタケのボタ木を作っています。用意するものはナラの木のボタ木とシイタケ菌などです。ナラの木のボタ木は年々手に入りづらくなり、私は白老町の林業会社に直接電話して入手しています。会社の社長の話ではボタ木になるナラの木の林が減少している事と、地権者との話がなかなかうまくいかない事や、ボタ木に適した樹齢30年くらいの木が少なくなっているとの事で、この会社ではナラの大木の枝の部分をボタ木に回して太い幹の部分はまきストーブの燃料にしていると話していました。ボタ木は直径12センチくらいのものまでで、それ以上太くなると取り扱いやシイタケ菌の回りが遅くなり適していません。直径5センチ程度の枝でも菌の回りが早いので立派な椎茸が出ます。菌を入れると2年後には菌の走りが出てその後本格的な収穫となります。毎年ボタ木を作っておくと切れ目無くシイタケを収穫する事が出来ます。原木シイタケの魅力は何と言っても味と食感です。作り方は2回に分けて紹介します。
シイタケ菌は伊達の農協から買って来ます。一袋1000個入りと500個入りがあります。右の茶色い固まりは殺菌作用のあるろうです。 |
ボタ木は昨年の秋に葉が落ちて休眠状態になったならの木を伐採し、ボタ木として使います。大体9センチ間隔でシイタケドリルで穴を開けて行きます。直径12センチのボタ木で40から50個くらいの穴を空けます。 |
よく洗った皿の上にシイタケ菌を移し木槌で打ち込みます。シイタケ菌は素手で触ると雑菌が移るので新しい軍手を使います。 |
シイタケドリルで空けた穴の中にシイタケ菌を差し込み木槌で打ち込みます。出来るだけ深く打ち込んだ方がいいでしょう。 |
穴にあらかじめシイタケ菌を差し込んで一度に打った方が効率的です。 |
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