今や世界中から
シルキースノーを求めてスキーヤーが集るヒラフスキー場ですが、遠くからこの白い山を見るととても美しく、冬の間真っ白に輝くこの山をアイヌ民族はアンムプリ(白い山)と呼んでいました。夏に登ると山頂リフト辺りから高山性のハイマツがぎっしりと生い茂り、人が入り込む事は出来ません。このハイマツの下に失くしたスキーの板が何本あるでしょうか。超望遠レンズで
アンムプリを撮影すると無数のシュプールの跡が残っていました。写真は16日に撮影しましたが、天候もよく山頂目指して多くのスキーヤーが登頂していました。ただ数年前よりもスキーヤーが少なくなったように思えます。雪の質は最高でも泊まる宿の料金が高騰して敬遠する傾向が出て来ています。私がお勧めするのは長野県ですが、
八方尾根スキー場、湯沢温泉スキー場、でしょうか。民宿の料金も手頃で八方尾根スキー場は後ろ立山連峰を見ながら本格的な山スキーが出来ます。話はそれましたが、ニセコのスキー場はシルキースノーの期間が長い事が魅力です。本州のスキー場は2月の中旬には雪が緩み始め重い雪になります。ニセコの雪はサラサラしていて常に降り続くためスキー場としては最高の条件を満たしています。
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遠くからアンムプリを望むと真っ白い雪山に見えます。滑るおすすめは山頂リフト上の斜面です。距離は短いですがその分斜面がパウダー状態です。それでも満足で出来ない方はこの山の裏側の斜面を滑るといいですよ。ただし降りた先は五色温泉で帰りはタクシーを呼ぶか車の手配をお忘れなく。 |
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望遠レンズで近くから撮影すると無数のシュプールのあとが残っています。撮影時間は12時半頃ですので、午前中にかなりのスキーヤーが滑ったんでしょうね。天候にもよりますが3時頃には山頂ゲートは閉鎖されるので、その後雪が降り風が出ると天然のグルーミングが行なわれこのシュプールのあとは消えてしまいます。この自然現象がアンムプリの最大の魅力かもしれませんね。 |
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