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ニセコグランヒラフスキー場、アンヌプリを目指して

スキー場のオープンはもうすこし先になりますが、パウダースノーを求めてグランヒラフスキー場ではアンムプリの山頂目指してキング第4リフトに長い行列ができます。このリフトは一人乗りのリフトで搬送力が高くありませんが、その分滑走斜面が荒れずに済むので極上の一本を滑りたいスキーヤーには、この一人乗りのリフトが好都合です。以前同じ東急グループが営業している長野県の八方尾根スキー場で最終リフトがグランヒラフスキー場キング第4リフトと同じ一人乗りでした。ところがそのリフトを4人乗りの高速クワットリフトに変えた途端、山頂からのゲレンデが荒れてしまい、その価値が無くなってしまいました。オフピステは最初に滑った人が極上の浮遊感を味わえる訳ですから,何人か滑るとその日は荒れた斜面になってしまいます。オフピステに出なくてもキング第3リフトを降りて右側の尾根伝いに滑ると結構良い雪質で楽しめますよ。国内のスキーヤーには海外からのスキーヤーが来る前の12月の初め頃が狙い目です。どこを滑ってもパウダーです。それからクリスマス寒波がやって来たあと、お正月休みの頃雪の降り方が弱まることがありゲレンデはスピードが出やすくなるので,特に慎重な滑りをしてください。
気温は氷点下15度くらいでしょうか。スキーの板をつけていなければ,とても耐えられない気温です。リフト乗り場へは緩い下りなので楽に進む事が出来ます。

一人乗りのキング第4リフトに並ぶスキーヤーです。見た目は時間がかかりそうですが,それほど待たなくてもリフトに乗れます。乗ってからは吹きさらしなるので,寒さとの戦いです。晴れた日は後方にアンヌプリの山頂が見えます。この一人乗りのリフトは夏に見るととても巨大です。リフト降り場も同じく巨大です。この山頂付近は5mの積雪がありその分リフトの設備を高く作らないと雪に埋もれてしまうからです。


この日は悪天候のため山頂ゲートはクローズされていました。第4ゲートが開いているのでそこからオフピステに出ます。ゲートを出るとそこはゲレンデではなく雪山です。何かあっても自己責任ですからスキー場のパトロールも救出には来てくれません。ですから第4ゲートはリフト降り場から少し高いところにあり初心者が安易に滑り込めないようになっています。ゲートへのアクセスはスキー板を付けたまま急斜面を登らなければなりません。

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