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オロフレ峠の樹氷

冬の間でも朝9時から夕方5時まで通行出来る、道道洞爺湖登別線、通称オロフレ峠は美しい樹氷の観賞の出来る数少ない峠道です。樹氷は空気中の水分が夜間の冷え込みで木の枝などに付着して成長する氷です。着雪も遠くから見ると樹氷に見えますが、正確には樹氷ではありません。また猛烈に冷え込んだからと言って奇麗な樹氷が見れる訳でもありません。先にも触れましたが、空気中の水分が大きな要因になりますから、冷え込みの前日気温が上がる事が条件の一つになります。また風が強すぎても樹氷は大きくならずに風で飛ばされてしまいます。数々の好条件が揃った晴天の日に素晴らしい樹氷を観察出来ます。私はオロフレ峠には20年以上通っていますが、満足な樹氷の写真は数回しか撮れていません。写真は5年前の1月17日に撮影した見事な樹氷の写真です。登別温泉側からトンネルを抜けるとそこは真っ白い樹氷の世界でした。一冬で数回あるかないかの出来事です。たまたま通りがかった人たちもその美しさに感嘆の声を上げ盛んに携帯でシャッターを切っていました。
凍り付いたオロフレ山です。道路脇の木も凍り付いていました。

トンネルを出てすぐの駐車場から撮影しました。この場所の樹氷を見たのは初めてで感動しました。

右脇がオロフレ峠の道路になります。この峠道の除雪は仕上がりが素晴らしくかなりの技術を持った方がの除雪車を操っているようです。左に見えるのがオロフレ山の山頂で、写真右隅から登山のスタートとなり、オロフレ山登山は尾根を縦走と言った方が正確かもしれません。

私はこのモンスター状態になったトドマツをクリスマスツリーと呼んでいます。オロフレ展望台入り口にあります。以前このツリーの下で外国人観光客の方が雪に戯れて遊んでいました。楽しそうな歓声が上がっていましたよ。

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