Photoギャラリー

北海道、早春の羊蹄山麓その2

3月の羊蹄山麓です。本州の3月とは違い北海道の3月は日差しは暖かくても残雪が多く、雪解けが始まるのは4月に入ってからになります。この地区の農家では少しでも早い農作業をする為に融雪剤を撒き、この時期ならではのモノクロの幾何学模様が出現します。この模様を見ると春が近い事を実感します。冬に大量に積もった雪は約5ヶ月間畑を休ませ、解けた雪は畑の水分となり,北海道の農作物が美味しいと言われるのもこの雪があるからですね。
羊蹄山麓では3月に入るとスノーモービルで融雪剤を散布します。解け始めた白い雪の上に,縞模様や迷路のような模様が浮かび上がります。写真は留寿都村です。

こちらの畑では重機を使って雪を掘り返しています。何やら不思議な風景ですね。

掘り返した雪の下には越冬ニンジンが眠っていました。農家にとっても閑散期の大切な収入になります。場所は真狩村です。

洞爺湖町でも越冬ニンジンの収穫をしています。一冬雪の下でニンジンを寝かせるとニンジン自身が凍結を防ぐ為に糖分を蓄え甘くなるのが越冬ニンジンの特長です。





0 件のコメント

コメントを投稿