海外組はレンタルのパウダー専用のファットスキーでセンター幅が120ミリから140ミリ,普通のゲレンデを滑る事も出来ます。メーカーは、ARMADA、LINE、K2、ベクターグライドなど欧州のスキーメーカーは、ノルデカ、ヘッド、ロシニョール、エラン、フィッシャー、などこのファットスキーの製造に力を入れています。ファットスキーの最大の特徴はトップとテールの構造がほぼ同じで、キャンパー(反り返り)が上向きに反っているので多少の荒れた雪質でもスキーのトップが雪に食い込む事が無く簡単に乗り越えて行けます。テール部分も同じ構造になっていますから後ろ向きに滑っても効果は同じです。センター幅が100ミリに満たないセミファットスキーもゲレンデ兼用として人気がありますが,私の試乗経験ではどちらとも付かずの中途半端な印象を受けました。またスーパーファットスキーも最近登場してセンター幅が160ミリを越しパウダー専用として人気も高いです。これくらいになると一般のゲレンデでは滑る事が困難になるでしょう。私の愛用の板はサロモンのロッカースキーでセンター幅は110ミリでゲレンデも滑れますが,油断すると転倒します。小回りはあまり利きません。板の張りもありなかなか手応えのあるスキー板です。私のスキー歴は35年になります。進化するマテリアルは時代を反映していますね。
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