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ニセコアンヌプリ山頂

前回はアンヌプリの山頂の尾根まで行きました。そこから10分位で山頂の観測小屋のある平らな場所に出ます。この山頂からは360度どこにでも滑る事は出来ますが北側の斜面は戻る為のアクセスが無いので要注意です。また西側の斜面もあらかじめ五色温泉に仲間の車を回しておかないと、交通手段はタクシーしかありませんね。リフトのある西側斜面を滑るのが最も安全です。外国人スキーヤーと私たち日本人スキーヤーではスキーの楽しみ方もずいぶん違うようです。私たちは限られた時間を有効に使う為に体育会系のような気合いの入った滑りを連続して行ないますが、海外のスキーヤーを見ているとスキーはあくまでもバカンスで、ゲレンデ内のレストランで休みながら会話を楽しんでいる光景を見かけます。それは良いんですが,いざ食事をしようとすると席が空いていないのが現状です。私はカツカレーを持ったまま空いている席を探すのに苦労しました。笑い話にしかなりませんが、極上の一本を滑る為に50分間登り足が疲れ果てて山頂でしばらく休みパウダーの世界に飛び込んで行きます。まるでこの白い山と自分が一体になったような感覚になり、今までのゲレンデスキーは何だったのだろうと思うほどの快感を感じました。第4ゲートを過ぎてそのまま花園エリアのリフト乗り場まで滑り込みます。ニセコオフピステは大きな感動を与えてくれました。
アンヌプリ山頂までもう一息です。左側の斜面を滑ると五色温泉に降りる事が出来ます。

アンヌプリ山頂の気象観測小屋です。あまりの寒さと強風で小屋自体が蔵王温泉スキー場のモンスター状態になっています。記念の落書きは一夜にして消えてしまいます。戦時中この場所で零戦の着氷実験をしていた事は有名な話です。

山頂の広場で待機する海外からのスキーヤーです。

キング第4リフトから見た山頂からの斜面です。横に横断している人はG4ゲートから出た人です。毎年この斜面でスキーの板をなくす人が大勢でます。スキー板とブーツをワイヤーで結んだりその他の対策をした方が良いと思います。夏に来て探そうとしても無駄です。この斜面は高山に生えている松やダテカンバが密生していて、とても人間が入り込めるようなところではありません。

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