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光と陰の幻想、真冬のオロフレ山

オロフレ山樹氷は何度見ても感動しますが、ダテカンバに積った雪の隙間から溢れる光りが思いがけない幻想的な光景を演出しました。6年前に撮影した雪原に出来た光と陰は1月29日に撮影したのもです。その後冬になると同じ日に同じ場所に行ってもこの光と陰は現れていません。数年続けましたがやはりこの光景を見る事は出来ませんでした。この現象が起こらない答えは簡単でした。ダテカンバに積った雪の隙間からのこぼれ日だったので、6年前のこの場所に偶然現れ、同じ形に雪が積る確率は低いので、一度きりの光と陰の芸術でした。
スポットライトに照らされたように白く輝く雪原に雪の妖精が降り立つような幻想的な光と陰です。

僅かなこぼれ日が凍り付いた小枝を照らします。地上にある全てのものが凍てつくオロフレ山の冬景色です。

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